ホーム > お知らせ・イベント一覧 > 地域で支える通いの場 いこてばインタビュー
来て見て作って、喋って楽しい!
「いこてば」にいろいろ聞いてみよう!!
今回のインタビュー記事「いこてば」は、岩室民族資料館で毎週月曜日の13時半から15時半まで活動をしています。
参加費はお茶とお菓子がついて、なんと100円!(高校生以下は無料)手工芸などの趣味の活動をしています。
インタビューに答えてくださった方は、前代表の青木美舟さんと笠原幸枝さん、そして現代表の阿部枝美子さんです。
笠原 幸枝さん 前代表 青木美舟さん
社協「いこてばを立ち上げたきっかけを教えてください」
青木「岩室地区で湯ったりカフェという所があり、その情報交換会に参加して、お手伝いしてくれる人という欄に○をつけました。それがきっかけで、初めは湯ったりカフェのお手伝いをしていました。湯ったりカフェがすごく良かったので、和納の方にも参加しませんか?と声をかけていたんです。でも遠いじゃないですか。それで、和納にもあったらいいね!という声が出てきました。それでぜひ和納にも立ち上げてください、と支えあいのしくみづくり会議や事務局である地域包括支援センターにお願いをしていました。そしたら支えあいのしくみづくり推進員から、一般介護予防事業の申請をすれば、1月から3月まで事業ができると声をかけてもらいスタートしました。場所をどこにするか候補はいろいろありましたが、この岩室民族資料館は誰でも来れるイメージが定着していたので、ここで開催することにしました」
社協「ここが始まったのはいつからですか?」
青木「平成29年1月からです。3月まではお試し期間でしたが、評判が良くて毎週30名ほど来てくれました。それで4月からもできるね!ということになりました」
笠原「始めた当初は参加者に、次は何をするの?と聞かれましたが、今は3カ月分の予定が分かっているので、参加者には予定表を配ってあります。手芸が得意じゃない人は、折り紙や布ぞうりを作ったりしています。お茶を飲みながら話すだけでもいいです」
社協「ボランティアとして関わっている民生委員さんは何名ですか?」
青木「女性が6名、男性が1名です。男性が少ないことが課題でもあります」
笠原「民生委員は高齢一人暮らしの見守りと声かけをしています。声をかけると来てくれる男性もいますので、もっと男性の興味をひくものはないかな?と考えています」
青木「和納以外の地区の方はここまで遠いのでなかなか来れません。そういう方の送迎をどうするかも今後の課題ですね」
社協「いこてばの魅力を教えてください」
青木「茶の間だと顔なじみの方が多いですが、ここはいろんな地域の方と話せるので魅力だと思います」
社協「いこてばを立ち上げて良かったことを教えてください」
笠原「皆さんが喜んで来てくれて、笑顔が見れた時です。家に閉じこもってばかりじゃなく、週一回でも行く場所があるのはすごく良いことだと思います。見守りをしている時も、来てくださいと言える場所があるのはいいですね」
現代表 阿部枝美子さん
社協「4月から代表が変わられて、これからどのような通いの場になったらいいなと思いますか?」
阿部「いい会場にめぐり合えたので、家に閉じこもっているよりも出てきて、今のように手芸や折り紙を楽しんでもらいたいです。参加費が100円というのも魅力的だと利用者に言われました。今日もボランティアを入れて40名近くの方が来ています。利用者もある程度固定されてきましたので、そういう方がここに来ないときは、どうしたのかな?と思いますね。あとは男性の利用者が増えてくれるといいのですが」
社協「男性を増やすために努力していることはありますか?」
阿部「みんなでどうしたらいいか話しているんですけどね。男性の一人暮らしは多いけど、出てきてくれる人は少ないんです」
社協「この通いの場から地域の困りごと等を、お互い様の気持ちで支えあっていけたらいいですね」
阿部「そうですね。民生委員だけじゃなく、みんなが声をかけ合えるようになればいいと思います」
笑顔の素敵な民生委員さん大集合
みんなで楽しい時間を過ごしましょう。たくさんの出会いとお茶とお菓子が待っています。
よぉーし!「いこてば」に…いこてばっ♪