～はじめの一歩は聴くことから～

今年度も NPOこころネットワークの遠藤道子さんを講師に迎え、①9/26　②10/10　③10/24の３回に渡って傾聴講座を開催しました。

①ストローク交換･･･相手の良いところを言葉で伝えます。プラスのストロークを受けると「自分が認められている」と感じ、心から喜びを味わうことができます。心の栄養が増えるんです！

皆さんも普段からプラスのストロークもらえてますか？

②傾聴とは？･･･聞く・訊く・聴くの違いを学びました。話すことで、相手は鬱積した感情を吐き出し、気分が楽になります。相手を丸ごと受入れ、相手との信頼関係を築くためのいくつかのポイントを教わり、実際に二人一組になってワークを行いました。最初はみんな緊張していましたが、相づちや笑顔で自分を受け入れてくれることがわかると、自然に言葉がたくさん出てくるんですね。

 

 

③感情の表現法(アサーション)･･･自分の意見や要望を相手にきちんと伝える方法について学びました。

●アグレッシブ(攻撃的)：一方的に自分の意見を通す、支配的な状態

●ノンアサーティブ(非主張的)：消極的、服従的、あるいは黙ってしまう状態

●アサーティブ(主張)：自他尊重、歩み寄りと柔軟な対応

相手の要求に対し、この３通りの方法で答えを考え、発表しました。

 

後半は、今後の活動について。

この講座のOB･OGでグループを立ち上げ、傾聴ボランティアとして活動している「ダンボの会」の渡辺代表よりお話しをいただきました。ひとりで動くのはけっこう大変なことです。既存のグループのメンバーと一緒に、はじめの一歩を踏み出してみてもいいと思います。

ボランティア･市民活動センターでは、今後フォローアップ研修も企画し、これからの皆さんの活動を応援していきます!!