新潟市西蒲区内各地において地域福祉推進を目的とした話し合い(座談会)が行われています。この座談会は地域福祉計画・地域福祉活動計画に基づいて行われ、今年度は第３期計画の２年目にあたります。

【巻地区の座談会の様子】

巻地区の地域福祉活動計画においては、基本目標１「だれ一人見逃さない、安心・安全な見守りづくり」について、各自治会単位でできる見守りづくりについて話し合われました。

巻地区ではすでに自治会や有志の会で見守り活動が行われている地域もあります。

座談会では各自治会長をはじめ、民生児童委員、福祉関係機関などさまざまな関係者が集まり、各グループに分かれ一人ひとりができること・自治会単位でできること・自治会と連携が必要な団体と機関について意見交換を行いました。

   

【一人ひとりができること】

回覧板を届ける時などに挨拶する/冬場のごみ捨ての手伝い/集まりに参加する/日頃から気になる人がいたら声を掛ける等

【自治会単位でできること】

モデル的活動をしている自治会から学ぶ/防災避難訓練への参加呼びかけ/多くの人が地域に目を向けられるように役員を増やす/住民向けの個人情報の勉強会/ラジオ体操や盆踊り/ごみ捨て場の融通を利かせる/班長さんの配布時に見守ってもらう/有志のつながりから行動を起こし自治会に認めてもらう等

【自治会と連携が必要な団体と機関】

行政/地域包括支援センター/民生児童委員/PTA/老人会/困りごとの公的機関/リモート診療/アパートの大家さん/社会福祉協議会等

  

参加者の感想

「地域全般で違った取り組みの発表があり参考になった」「これから生活していく上で大切なことを、参加者で共有できたことがよかった」「活発に意見が出て、今後意思を持って生活し活かしていこうと思った」「今日出た意見をいかに実行できるか、行動できるか」

座談会を通して、だれ一人見逃さない、安心・安全な見守りづくりのために、それぞれの自治会の特性を活かしながら見守りを行っていきたいという思いを感じました。

社会福祉協議会は今後も地域の皆様と話し合いを重ねながら「いつまでも安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目指して活動していきます。