ホーム > お知らせ・イベント一覧 > 第1回「西蒲区子育て支援関係者情報交換会」を開催しました。
今回の西蒲区子育て支援関係者情報交換会は、子育て支援に関わっている皆さまからご協力いただいた事前アンケートを基に、子どもたちが求める第3の居場所を共有し運営や活動の参考にしながら、他団体と交流を深め、関係者間のネットワーク強化を目的として開催しました。
当日は西蒲区役所健康福祉課児童福祉係長を始め、子育てサロン・子ども食堂・多世代交流の居場所・放課後児童クラブ・子育て支援センター・岩室地域児童館・学生ボランティア団体(新潟大学/新潟医療福祉大学)・各地区主任児童委員・地域福祉活動応援協力員・新潟市社会福祉協議会地域福祉課と多くの皆さまにお集まりいただきました。
事前アンケートでは子どもたちや保護者からの生の声をお聞き取りいただきました。
事前アンケートの結果を基に、地区ごとのグループに分かれ『今できること/足りないこと/〇〇があれば実現できるかも』といった3つの視点で話し合いました。
話し合いの後は各グループより発表していただき、他グループの話し合いの内容も共有しました。
今できること
子育て関係団体とのつながり・SNSで発信する・子どもの話しを聞く・積極的に声をかけ会話をする・休眠空間(寺、空き家等)の開放・学生以外のネットワークを作る・地域の方と協力する・父親も活躍できる場の提供等
足りないこと
安心安全に過ごせる場の選択肢・近所の人には話しにくいけど話せる場・居場所はあるが知られていない・子どもが1人で行っても遊べる場所・子どもを見てくれる人・ひまわりクラブのスペース・異世代交流の場・SNS活用法・地域住民の理解や認知等
○○があれば実現できるかも
地域ごとの居場所・行政の協力・補助金や助成金のノウハウ・人のマッチングの拠点・みんなで育てるという意識・誰でも出入りできる場所・ちょっと困った時に頼れる関係性・雨でも遊べる屋内等
様々な子育て支援に関わっている皆さまにお集まりいただいたことで、日々の子どもたちとの関わりから見えていることや感じていることなど、幅広い視点で情報交換が行われました。
【参加者アンケートから】
「他地域、多様な関係者が一同に集まり、協議することに大きな意味があったと思う」「子育て支援団体が西蒲区にたくさんあり驚いた。それぞれの立場で子どもの幸せを考えていられて大変参考になった。同じ地区の人が集まることで、今後の活動につながりやすいと思った」「年代の異なる方々での情報交換すごくおもしろかったです。支援している側がやはり繋がっていないと提供も個になってしまう。この様な会は大切だと思いました」
1つの団体ができることは限られていますが、地域の団体同士が連携することで活動の認知が広がり、場だけでなく子育て・子育ちの応援団の輪が広がっていくように感じました。
当会では安心して笑顔あふれる子育てができるよう支えあい・助けあい・育ちあう住民主体の地域づくりを目指し、今後も地域の皆さまと一緒に取り組んでいきたいと考えております。