ホーム > お知らせ・イベント一覧 > 何故 ここで雨!? な災害VC設置訓練でした。
11/4(土) 西川社会福祉センターで「西蒲区災害VC設置訓練」を行いました。
西川地区のコミ協、地区社協、民生委員、支え合いのしくみづくり推進員、防災士等々 25名が参加。
講師はお馴染みの nsvn 理事長 李 仁鉄 氏をお迎えし、まずは災害ボランティアセンターについての講義を受けます。午後から屋外での設置訓練を予定していましたが、黒い雲が頭上を覆いかぶさってきました。
雨雲レーダーとにらめっこしながら、先に昼食準備に切り替えます。ヒートパックに水を入れて、出来上がるまで30分。ニーズやマッチングなどそれぞれが持ち場に分かれて班ミーティングを行い、自分たちの役割や動きを確認します。
【総務班】 【ニーズ班】
【マッチング班】 【受付班】
【資機材送り出し班】
昼食を食べる頃には、なかなかのいい雨となり…総務班で最終決定を行います。協議の結果、残念ながら本日の屋外訓練は中止に!
でも、実際にこの西川で災害ボランティアセンターを設置する時のイメージを皆さんに持っていただきたいという思いから、講師の李さんと本会の小林事務局長に、現場説明をお願いしました。雨の中…傘を差しながら、メガホンを手に。「ここが受付、そしてこの辺りをマッチング班にしてボランティアの待機場所をこのスペースに…」と説明を聞きながら、みんなでイメージを膨らませます。
その後は、室内で簡易的なボランティアセンターを立上げ、参加された皆さんにボランティア役となって体験してもらいました。ツアー型デモンストレーション形式で、ひとつひとつの動きや留意点などを李さんに説明していただきながら、受付➝マッチング➝送り出し➝活動を終えて報告と、実際のボランティアセンターの流れをイメージします。
なんか…イメージ&イメージの訓練となりましたが、参加された皆さんのアンケートからは
・VCの設置ができなくて残念でしたが、講師の先生方が手際よく説明してくださり大変参考になった。
・ボランティアに参加する大勢の人たちのために、大変な裏方がいることを改めて考えるきっかけとなった。
・町内のことは少しわかるので、お手伝いはできる限りのことはしたい。
・地域の若い方たちの参加もあればよいと思う。
など、とても前向きな感想をたくさんいただきました。
最後に講師より、補足講座とふりかえり。今どきの災害VCは、ボランティアの登録や現地の地図案内などにQRコードが使われています。面倒な地図の作成もこれなら時短簡単!そして印象的だったのが「コミュニティマッチング」という自治会を中心とした小地域の中でマッチングを行うシステム。ボランティアセンターの動きも昔とは随分変わりました。
三連休の中日という日程でしたが、西川地区の皆さん お忙しい中ご参加くださいましてありがとうございました。
来年は岩室地区の予定です。今度こそ屋外設置訓練リベンジだぁ!!