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2023/11/21イベント

住民啓発セミナー3名のトークセッション&素敵な作品の数々

令和5年11月11日(土)

生きづらさを抱えた方の支援事業住民啓発セミナー「この表現でいいの?LGBTQ+~自分らしくくらしたい~」を開催しました。

トークセッションでは、県内のテレビやラジオ局をメインにマルチに活躍されているラジオパーソナリティー・タレントのさとちん氏LGBTQここラテにいがた代表あやか氏新潟青陵大学 福祉心理子ども学部 臨床心理学科小林大介助教の3名が登壇くださいました。

 

LGBTQ+という言葉ができて人に説明しやすくなった。この中で選択するならという感じではあるが、この言葉がなければ説明できなかった。ここでくくられたくない人もいると思う」とあやか氏

「なぜ日本は区別したがるのか。私も聞かれることがあるけど『さとちんはさとちんなんです』と答えている」とさとちん氏

「自分の中の認知的枠組みについて考え、自分にはこういう考え方があってこういう行動をしているなと理解することは、あらゆる多様性の理解につながる」と小林大介助教

他にもLGBTQ+についてそれぞれの経験や専門的視点から、時に笑いも交えながら分かりやすくお話しいただきました。

 

見えないだけで周りにも生きづらさを抱えながら暮らしている人はいるはず。当たり前だよと言ってもらえると地域が明るくなる。知らないものに触れるのはこわいと思う。会ったことがないからこわい。言葉が一人歩きしている。知ることが大事!右利き左利きのように「あーそう」という時代になるといい。

たくさんのうなずきがありました。

参加された方からは「個人を見ること、他者を知ることの理解を深めることができた」「性別ではなく個人として人をみて色々な人と接していきたい」「明るく楽しいトークでLGBTQ+に親しみが持てた」等たくさんの感想をいただきました。

違って当たり前でいい。理解できないと排除してしまいがちですが、その人を知ることで地域に優しさが生まれます。今後も当会では誰もが自分らしく安心して暮らせる地域づくりに取り組んで参りたいと思います。

また、この日は会場の一角に素敵な作品コーナーもお目見え。来場された皆さまも釘付けでした。

   

さらに、生きづらさを抱えた方の居場所marugo-to home(まるごーとほーむ)の活動を行うにあたり、協力金を募り受付ブースを設置しました。ご協力いただいた方には、冊子iro!roもしくは新潟県立西蒲高等特別支援学校の生徒さんが作られた作品をお渡しさせていただきました。

 

 

当会の事業にご賛同いただき、感謝申し上げます。誠にありがとうございました。