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お知らせ・イベント

2020/3/5イベント

西蒲区福祉教育情報交換会を開催しました!!

令和2年2月26日(水)に巻地区公民館3階小ホールにて、福祉教育情報交換会が開催されました。小・中学校の地域教育コーディネーター、主任児童委員・民生委員、区内障がい者福祉施設の方々など、17名が参加してくださいました。小中学校での総合的な学習で行う福祉体験学習では、車いすやアイマスク、高齢者疑似体験などが思い浮かぶかと思います。今回の福祉教育情報交換会は「スペシャルオリンピックス」の紹介と、実際に障がいを持った方でスポーツを通じて地域で活動されている方を講師にお迎えし、体験談や地域で手軽に実践できるメニューを一緒に体験していただきました。

 

まずは、スペシャルオリンピックスの紹介から。スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的スポーツ組織です。知的障害のある人の成長にスポーツが大きなプラスになり、またスポーツを通じて知的障害のある人たちと共に活動することは、地域社会にとっても大きなプラスになると考えています。

「人に勝つことよりも、昨日の自分に勝つこと」が競技会の特徴です。

  

続いて、新潟県卓球バレー協会代表の波潟健治氏から、卓球バレー協会の活動紹介と、地域を元気にする「卓球バレー」体験会を行っていただきました。

波潟さんは、20年前事故により車いす生活になりましたが、家族の支えのもと特別なことは考えず生活してきたそうです。そんな中、卓球バレーに出会いました。障がい者のスポーツはクラス分けあるが、卓球バレーは障がいの度合いは関係ありません卓球バレーは繋がりを作るきっかけそのものと力強い言葉をお聞きすることができました。

 

続いて、卓球バレー体験会の前にルールの説明をしていただきました。卓球バレーは、肢体・視覚・聴覚・知的・精神障がいのある人も、ない人も。また、年齢にも関係なく、重度や高齢の障がい者も参加でき、誰もが楽しめるスポーツです!ピンポン玉には、金属の小さな球が入っていて転がすたびに、音が響きます。卓球台とピンポン玉を使うところは「卓球」に、1チーム6人で、ボールを3打目で打ち返すところやルール等は「6人制バレーボール」に似ています。

  

それでは、いよいよ実践です!!初めて体験する参加者もいる中、チーム一丸となり、白熱した試合が展開されていきます。ルールは厳しい中にも楽しさ、面白さがあり笑い声も響いていました。私も久しぶりのスポーツに熱が入り、本気です。負けたくありません!試合後は、清々しい表情の参加者の皆さま。

     

~参加者の皆さまの感想~

「障がいという言葉を忘れて、つい夢中になれるスポーツとても素晴らしいです!!」「学校や周りの方にも伝えていきたいと思いました。」「スポーツが苦手な私ですが、熱くなり楽しかったです。」「5分の説明ですぐでき、楽しい。闘争心も湧く。」「初めてのチームですが、すぐにワンチームになりました。」「チームが和になり、笑いが出て、熱がこもり楽しかったです。」「広めていきたい。」などなど、たくさんの感想をいただきました。

当日、ご参加くださいました皆さまありがとうございました。

西蒲区社会福祉協議会は、これからも『すべての人が暮らしやすい社会はどういう社会か』を考えるきっかけになるような、福祉教育を推進していきたいと考えております。