西蒲区社協が今年度新たに取り組む、まるごとサポーター養成研修の第１回目が１１月１０日(火)に開催されました。

まるごとサポーター養成研修とは…「生きづらさを抱えた方」に対するサポート活動に関心のある方で、「生きづらさに」に関する基本的な知識を習得し、今までの経験や得意分野を活かし、サポーターとして地域で生きづらさを抱えている方へ支援活動することを目的とした地域住民の皆さまを対象とした研修会となります。

 

第１回目の研修会は、新潟市ひきこもり相談支援センターの齋藤氏を講師にお迎えし、当日は地域住民の方々、２４名にご参加いただき、当会事務局長の五十嵐より開会挨拶にて研修会が始まりました。 

前半は、当会における「生きづらさを抱えた方への支援事業」についての取り組みの説明とご紹介を行い、まるごとサポーターについての説明や役割、今後の活動や支援内容についてご紹介させていただきました。

後半については、新潟市ひきこもり相談支援センターの齋藤講師より「ひきこもり相談支援センターの機能と役割」「ひきこもりの理解と基礎知識」「事例紹介」についてなどの、説明をいただきました。

 

今回の研修会が第１回目となっており、まるごとサポーターに関する説明会とひきこもりに関する正しい理解を深めることを目的とした内容でした。次回はよりステップアップした研修会として第２回目を１２月３日(木)に開催予定です。

第2回目は「気持ちに寄り添う方法」や、「コミュニケーションに関する内容」についてを予定しています。

研修を通して、ひきこもりをはじめ、生きづらさを抱えた方や家族にとって、専門機関ではない地域住民の応援や当事者の気持ちに寄り添った支援はとても重要です。当事者の方がサポーターと出会うことで、社会との繋がりのきっかけとなり、安心や自信をもって過ごせるような味方・良き理解者となることで、当事者が自分らしく安心して暮らせる社会づくりの実現に繋がります。

※第１回目の研修会に参加ができなかった方や、この記事をご覧いただいて、少しでも興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、個別にご案内可能です！ぜひ、当会までご連絡・ご相談ください。