ホーム > ボランティアについて > 新潟市西蒲区災害ボランティアセンター運営事業
新潟市社会福祉協議会では、「7・13水害」「中越大震災」「中越沖地震」での教訓を生かし、日頃から安心・安全なまちづくりのために「災害ボランティア」の登録制度を開始しました。これは、新潟市社会福祉協議会が災害時において、多くの機関や市民の方々と協働で「災害ボランティアセンター」を運営するための体制づくりの一環となります。
新潟市社会福祉協議会「災害ボランティア登録フォーム」よりご登録いただいた方々へは、被災地でのボランティア活動に関する情報提供を行っていきます。なお、被災地での活動だけが、ボランティアではありませんので、新潟市内でできる活動があれば、今後必要に応じて登録された方々へお伝えしてまいります。こうした活動にご参加いただける方は、是非「災害ボランティア登録フォーム」にて、お申し込みください。
災害ボランティア登録フォーム
災害ボランティア登録用紙(pdf)
ボランティア活動の目的は、主として被災地域の復旧、復興活動を側面的に支援することにあります。ボランティアは、被災地の方々の自立を応援する立場です。活動内容は、力仕事から話し相手などの精神的なサポートまで多種多様なものがあると考えられます。場所も避難所に限らず、自宅など様々です。しかし、どのような内容・場所であっても、被災した方々のニーズに合った活動である必要があります。ボランティアがやりたい活動ではなく、被災した方々のニーズに合い、自立を応援する活動が求められます。
災害ボランティアの心構え
~活動に参加するボランティアに伝える留意点~
1基本的な留意事項
①自分のことは自分で守る
・・病気や食べ物、住居に困っているのは被災者である。被災者に迷惑をかけては、何のためにボランテ
・ィアに行ったのかわからない。健康管理は言うまでもなく、食事や宿泊場所の確保、帰省時の交通費、
・貴重品の管理など、自分のことは自分で守ること。また、ボランティア保険にも事前に入っておくとよ
・い。
②被災者の立場に立った活動をする
・・混乱している被災者の心をかき乱すような態度は好ましくない。挨拶や言葉遣いなど、基本的なこと
・を大切にすること。ボランティアは被災者に「やってあげる」のではない。「お手伝いさせていただく」
・気持ちで。
③自分で考えて行動しよう
・・誰かの指示を待っているのではなく、自分で考えて行動する。周囲の様子をよく見て、今、自分がで
・きることをやってみる。
④集団行動のルールを守る
・・ただし、災害ボランティア活動はグループの活動である。勝手な判断をするのはやめ、問題が起きた
・らグループで相談して解決するか、それでもだめな場合はボランティアセンターに相談すること。
⑤断る勇気をもつ
・・気持ちが先走り、できないことまで安請け合いするのはやめる。できないことはできないと断る勇気
・も必要である。できないことを引き受けても、後でトラブルになるだけである。
⑥思い込みをなくす
・・勝手な思い込みは、被災者との心のすれ違いを生むこともある。また「自分がやらなければ!」と
・いった気負い過ぎも、被災者にとっては大きなお世話になる場合もある。「何をやるべきか」「何が求
・められているか」をしっかり理解し、役立つ活動をする。
⑦地域住民の自立を支援する
・・被災者とボランティアは復興に向けて「一緒に協力する関係」である。やり過ぎて被災者の自立を遅
・らせることのないように、気をつけることが重要である。
西蒲区社会福祉協議会では「災害ボランティアセンター設置運営マニュアル」を作成しており、皆様からの社協会費や共同募金などを財源として毎年災害ボランティアセンター設置訓練を行っています。
平成22年2月の新潟市の大雪に関しては「大雪対応ボランティアセンター」を各区社会福祉協議会に設置し、高齢者・障がい者宅の除雪(屋根の雪下ろしは除く)や生活支援を行いました。このように大雪の場合に対応してくださるボランティアの登録も西蒲区社会福祉協議会で行っています。
西蒲区ボランティア・市民活動センター
〒953-0041
新潟県新潟市西蒲区巻甲4363番地 巻ふれあい福祉センター内
電話:0256-73-3565 FAX:0256-73-4914
メール:volunteer-center.nsk@syakyo-niigatacity.or.jp