ホーム > お知らせ・イベント一覧 > まるごとサポーターフォローアップ研修を開催しました!
令和3年3月21日(日)巻ふれあい福祉センターにて、まるごとサポーターフォローアップ研修を開催しました。今回の研修はまるごとサポーター養成研修を受講され、サポーター登録をしていただいた方を対象に行いました。
前半は、長岡崇徳大学 看護学部教授 斎藤まさ子氏から、生きづらさを抱えた方にとって、家族でも支援者でもない地域住民の方(まるごとサポーター)との関わりから生まれる新たな繋がり、そこから生まれる将来性や、当事者の気持ちに寄り添う方法について「その人は何を求めているんだろう?」と題し、ご講話いただきました。
生きづらさを抱えた方への調査結果を参考にしながら、生きづらさを抱えた人たちの心情やコミュニケーションについて、またボランティアの方々の存在の意味などを分かりやすくお話いただきました。
斎藤まさ子氏の講話の感想
○回を重ねるごとに生きづらさを抱えた方の事や実践的なお話がきけてとても参考になりました。
○当事者の価値は何か、求めているものは何かを常に意識して活動していきたいと思います。
○他人事から自分事にしなければ!力を抜いて!
まるごとサポーター活動は令和3年1月から始動していますが、すでに活動している方もいれば、お仕事をされている都合上まだ一度も活動できていないといった方もいらっしゃいます。後半は、実際に活動を通して見えてきた困りごとや、迷った経過、活動に対して感じていること等サポーター同士で情報交換を行いました。
グループワークの感想
○実際のサポーターの方々のお話をきいて少し安心しています。まだサポーターとしてはデビューしていませんが、不安が少しなくなりました。斎藤先生のお話もよかったです。
○1回目はひとりで不安でした。2回目は隣の席の方と話せて嬉しかったです。今日はグループワークで4人(社協のスタッフさんも)と話せて楽しかったです。回数を重ねていくたびに不安が減って、自分もボランティアに参加できる日が早く来るといいなと思いました。4、5月の忙しさが過ぎれば。
○近所にこれだけの方々がひきこもりの方々への理解を深めたいと思っていることが知れてよかったです。地域社会の雰囲気が変わるよう焦らず活動していきたいです。
○研修前と研修後では心の不安は無くなりました。活動も少しずつ始め、頭で考えるより行動して関わって(体験)少しずつ(一歩ずつ)進んで行けると良いと思います。
研修終了後、サポーターの皆さんから多くの感想をいただきました。
生きづらさを抱えた方や家族にとって、専門機関ではない地域住民の応援や当事者の気持ちに寄り添った支援はとても重要です。当事者の方がサポーターと出会うことで、社会との繋がりのきっかけとなり、安心や自信をもって過ごせるような味方・良き理解者となることで、当事者が自分らしく安心して暮らせる社会づくりの実現に繋がります。
今年度も生きづらさを抱えた方に寄り添い、安心できる居場所を一緒に作っていきたいと考えています。
前回のまるごとサポーター養成研修の様子はこちらからご覧いただけます。
第1回まるごとサポーター養成研修→ https://niigatanishikanku-syakyo.jp/11388
第2回まるごとサポーター養成研修→ https://niigatanishikanku-syakyo.jp/11539