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お知らせ・イベント

2023/10/5お知らせ

令和5年度 生きづらさを抱えた方の支援連絡会を開催しました。

当会では社会に合わせて生きようとすることで生きづらさを感じ、社会から孤立しがちな方々が自分らしく安心して暮らせる地域社会を目指して「生きづらさを抱えた方の支援事業」に取り組んでおり、事業のひとつとして生きづらさを抱えた方の支援連絡会を毎年開催しております。

支援連絡会には西蒲区内の障がい・高齢・子ども・その他全ての分野に関わっておられる関係機関・関係者の皆さまにお声掛けさせていただいております。また今年度は、社会福祉法人まき福祉会様のご厚意により、特別養護老人ホーム白寿荘西の地域交流スペース白僚のひろばの素敵な会場をお借りしました。

 

冒頭、当会から「生きづらさを抱えた方の支援事業」について改めて説明をさせていただいた後、13年間ひきこもり家族支援をテーマに研究されている長岡崇徳大学看護学部看護学科 教授 斎藤まさ子氏をお迎えし、県内における生きづらさを抱えた方への取り組みについてお話いただきました。

 

後半は、グループに分かれ、まるごとサポーターのフォローアップ研修でも好評だった準備のいらない事例検討を行いました。様々な視点を持った皆さまから、事例に対して『生命や身体の危険、プレッシャーや過刺激、困っていること、強み・弱み』を出していただき、その後、考え得る具体策を全て書き出してもらいました。

まるごとサポーターフォローアップ研修の様子はこちらからご覧いただけます。

   

日頃、様々な相談を受けておられる皆さまだけあって次から次へと意見が出ており、スピード感も感じました。最後はグループごとに発表していただき、検討内容を共有しました。

 

参加された方からは「今回のような事例検討会を続けてほしい」「今回のような機会が定期的にあると嬉しい」等の感想いただきました。

また、今回生きづらさを抱えた方の支援連絡会にご参加いただいている関係機関・関係者の皆さまの協力を得ながら作成した「生きづらさを抱えた方の支援つながりBOOK」をお渡しすることができました。支援を行っていく中で活用していただき、さらに連携を深めていければと考えております。

今後も支援連絡会をきっかけに支援者同士がつながり「チーム」として西蒲区の生きづらさを抱えた方を地域で支えていくため、仲間としてつながり続けていけたらと願っております。