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お知らせ・イベント

2022/10/21イベント

令和4年度 第1回まるごとサポーターフォローアップ研修を開催しました。

西蒲区社会福祉協議会では、生きづらさを感じ社会から孤立しがちな方々が自分らしく安心して暮らせる地域社会を目指して、生きづらさを抱えた方の支援事業に取り組んでいます。

令和4年10月13日(木)

親族でも専門職でもない「他者」として応援することで本人の気持ちに寄り添い支援を行うまるごとサポーターを対象にフォローアップ研修を開催しました。

今回は冊子iroiroで生きづらさを抱えていた人として対談企画にご登場いただき、現在まるごとサポーターでもある佐藤拓実さんと新潟市ひきこもり相談支援センターの武居様をお招きし、インタビュー形式でご自身の経験をお話していただきました。

  

まるごとサポーターの皆さまから「ひきこもっていた時、他人から不快や怒りや落胆等を感じた言動はありますか?」「最初の一歩を踏み出すきっかけ、タイミング、家族以外の者の関わりについて教えてください」等、佐藤さんへ多くのご質問がありましたが、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。

新潟市ひきこもり相談支援センターについて「何となく存在を知っており電話をしたことで繋がった。対応がよく面談も楽しかった」という佐藤さん。武居さんからは「もっと楽しいところに行きたいというステップアップの場になればいいな」という言葉が聞かれました。

(こちらは距離感のお話での一コマ)

最後に、佐藤さんの「居場所の中身より行こうと思った気持ちが大事」という言葉がとても印象的でした。

その後、まるごとサポーター活動状況報告では、先日の西蒲区生きづらさを抱えた方の支援連絡会にて改めてまるごとサポーターの活動を紹介させていただいたこともご報告しました。

 

続いて、グループに分かれ、日頃のサポーター活動や活動がしやすくなるために必要なこと等ざっくばらんに情報交換を行いました。

  

参加者からは「拓実さんとひきセンの武居さんのディスカッションはユーモアに溢れ、内容も勉強になりました」「サポーター活動3年目を通して、みなさんが感じている事、気づいている事を共有できそれなりに答えを確認し合えた事が良かったです」等の感想が聞かれました。

西蒲区社会福祉協議会では、今後も生きづらさを抱え、社会から孤立しがちな方々が自分らしく安心して暮らせる地域づくりを地域の皆さまと一緒に取り組んで参ります。